勝ち続ける意志力 著 梅原大吾 という本に感銘を受けた話
読みました。 1か月前くらいに笑 熱が冷めてからの方がよいかなと思ったのもあるけど
僕がゲームをはじめとして、そういう競技において思っていることの9割がここに書いてありました。
感想を書ききれるわけもないし、割と忘れてしまってる部分も多いから抜粋しようと思います。
基本的に勝負ことや成長に関する考え方はほぼ共感で、あー。そうだよなぁ。そこ意識してなかった。っていう僕の中にない新しいこともたくさんあった。
一番のギャップというか、これが差だよなって思ったのは、
僕の場合は自分の足で全方向歩くようにしている。
確固たる"意志力"を感じざるを得なかった言葉で、この意志力ってのは"実施力"にもつながっている。
例えばの話で、攻撃パターンとかも、全通り自分でためし(インターネットや文献に転がってる情報に頼らず)、それも相手キャラクターやステージとか、そういうシーンも全部自分で試しては反復練習 これはすさまじい取り組みだと思う。
※格ゲーについてほとんどわかってないから、ゲームについておかしいこといってるかもしれないですがご了承ください
僕には到底実施できていない内容で、僕だけじゃなく並みの人では実施できていない実施・積み重ねを行っていると思い知らされる。また、その積み重ねによって、身体で気づけること(直観・感性)とかはこの人はたくさん知っているんだろうなと感じた。
普通あきらめてしまうような場面でも、追い込んだり、妥協を一切しないような取り組みを実施していた。周りを気にしすぎるほどメンタルを弱らせていたゲーム以外の幼少の自分の中で、ゲームに関してはだれにも負けないというゆるぎない自信が生まれている。 大会や試験など、一発勝負になると勝負事になると 非常に大切になるメンタルの部分を、彼は"誰にも経験できていない領域を経験した"という自信でカバー。カバーどころか凌駕しきってたんだ。
僕自身、メンタルが弱い方で、勝負事(ゲームの大会や仕事での発表など)のときに自信を取り戻す方法は、リハーサルしかなかった。やっぱり繰り返しそれを実践して、できるな、っていう感触がないと全然安心できない。恐怖が生まれ、不安がいつまでも付きまとって、本番出し切れない。
けど、その取り組み度合いが違いすぎる。この人は、もはやリハーサルではなく、リアルをすべて自分で確認してきたからこそ無類の自信を身にまとっていたんだと思う。すべてを実践しきったからこそ、「自分は"無敵"だ」と本当に思って戦っているのだろうと感じた。
この本を読んで一番うれしかった気づきは、トッププレイヤー(トップ層ではなくトップ)と言うのはこれだけ練習や積み重ねをして初めて達成できる領域なんだなということを確認できたこと。
センスや運、一夜漬けで勝利を敵にしてきた人間は勝負弱い。
僕はこれまで頭の回転が速く、要領がよく、勢いに乗ってると思われる人間と何度も戦ってきたが、ただの一度も負ける気はしなかった。
それはなぜか。彼らと僕とでは迷ってきた量が圧倒的に違うからだ。
やっぱり僕の身の回りにもいる。 俗にいう「センス」という何かがあって、はじめからできてしまう人
そんな人を凌駕してしまうのに、自分を「凡人」という風にいう人がここにいた。
梅原氏自身、自分を「凡人」タイプだと言っている。
僕は「これが正解だ!」と閃くタイプではない。そういう意味では、絶対にゲームの天才ではないと断言できる。
地道に、思考・施行の積み重ね、実践、経験を積んでいるこの人の取り組みを垣間見た上だと、この言葉は本物だと思わざるを得ない。(もちろん本の内容をすべて信用したうえでの話)
基本的に、「努力」とか「凡人」「天才」「才能」「センス」とかって言葉は、その人の練習や取り組みを観察できてるわけではなく、結果論でしかないから、当人が当人自信をそういってたとしてもあまり信用していないのだけど
逆にいえば、彼が凡人であったとしたら、彼の実績は、「センス」とかいうものがある人も、ない人も関係なしに、だれよりも積み重ね続ければ、だれよりも上に行けることを証明しているんだよね。
何かに打ち込んでいるとき、上には上がいると思うこと。対戦をして、負けたとき、相手の方が自分よりたくさんのことを経験していた、思考・施行を実践していたということ。
これらを教訓に、常に現状に満足せず言い訳するために口動かすのではなく、少しでも成長するよう手を動かすことが大切だと思いました。(もちろんモチベーションを保つためには適度に要所要所で認めてもらう必要がある。)
そういうわけで、真剣にとりくみたいと思うものは、今後も頑張り続けようと思えました。